顧客からの問い合わせを獲得し続けるメールフォーム運用術

井荻の街のWeb屋さんコラム

顧客からの問い合わせを獲得し続けるメールフォーム運用術
2018-01-15 | ライティング | 顧客からの問い合わせを獲得し続けるメールフォーム運用術
メールフォームは、現代のコーポレートサイトにおいて必要不可欠な機能の一つです。しかし、メールフォームはただ設置しておけばそれでいいというものではありません。メールフォームでユーザーからのアクションを促すためには、押さえておかなければならない重要なポイントがあるのです。

ユーザーからの問い合わせを獲得できるメールフォームとは

コーポレートサイトを中心としたWeb制作の仕事をしていると、必ずと言っていいほどメールフォームの実装を求められます。現代のWebサイトにおいて、ユーザーからの問い合わせや申し込みを獲得するためにはメールフォームが必要不可欠です。

しかし何も考えずにメールフォームを設置しても、勝手に申し込みや問い合わせが舞い込んでくるわけではありません。名前や連絡先といった個人情報を入力してもらい、必要事項を記入して送信ボタンをクリックしてもらうということは、ユーザーにとって大きな負担であり面倒な作業でもあるからです。

それでは一体、どのようにすればメールフォームから問い合わせを獲得できるのでしょうか?実際に弊社がコーポレートサイトを作成させていただいた企業の例を挙げて、解説をしてみたいと思います。

問い合わせが殺到したメールフォームの共通点

2017年に弊社がコーポレートサイトを手がけた企業のうち、「メールフォームからの受け付けが予想以上に多く捌ききれないので、一時的にメールフォームを停止させてほしい」という事態に陥った事例が2社ありました。

制作物に対する成果が目に見える形で現れたということで、Web制作会社としてはとてもありがたい話ですし、私個人としても非常に嬉しい出来事でした。(お客様である企業にとっては大変な事態なのですが・・・)

顧客情報保守のため詳細は伏せさせていただきますが、2社のうち1社は求人募集、もう1社は廃品回収の申し込みにメールフォームを活用していました。業種も目的も全く異なる2つのケースですが、メールフォームへの誘導過程にはある共通点がありました。その共通点は、「経営者が自分の言葉で熱く経営理念を語っているページを設けている」ということでした。

「中の人」の想いを伝えるページを用意しよう

2つの事例は両件とも、経営者の方と何度も打合せを重ねながらコーポレートサイトを作成した案件でした。打合せを重ねるにつれてWebサイトの運営目的が明確になり、経営者ご自身にとっても「ユーザーに伝えたいポイント」が具体的になっていったのです。

こうして明確になった「ユーザーに伝えたいポイント」を経営者自身の言葉で文章にしていただき、それを編集して1つのページに表示させたのです。ユーザーがメールフォームに辿り着く過程で目にするページです。こうすることで、ユーザーが経営者の想い、経営理念を知った状態でメールフォームにアクセスできるようにしたのです。

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ユーザーに経営理念を知ってもらうことは、ユーザーにアクションを促す上でとても重要なことです

「あまり長い文章を載せると、逆にユーザーが離脱してしまうんじゃないの?」と疑問を抱く方もいらっしゃるかもしれません。その疑問、まさにその通りです。あまり長い文章をWebページに載せてしまうと、どうしても最後まで読んでくれるユーザーの数は少なくなってしまいます。

しかし、ここで離脱してしまうユーザーは経営者の理念に共感されなかったユーザーですので、仮に離脱しなかったとしてもメールフォームから問い合わせや申し込みを送信することはないでしょう。

それよりも、経営者の言葉を最後まで読んでくれたユーザーに、Webサイトのファンになってもらうことの方が重要です。経営者がどのような想いでWebサイトを運営し、何を目指してユーザーに情報を届けようとしているのか。こうした想いに共感してくれたユーザーは、きっとそのWebサイトのファンになってくれるはずです。その流れでメールフォームから何らかのアクションを起こしてくれる確率も高くなるでしょう。

経営者の理念をユーザーに届ける「ストーリー」が大事

メールフォームで問い合わせを獲得するには、メールフォームそのものよりも経営理念を伝えることの方が重要だということです。しかし、経営理念はなかなかユーザーに読んでもらうことができないものです。あなたが普段どこかのWebサイトを訪れたとしても、ほとんど運営者情報や企業理念のページを読むことはないですよね。

普通に運営者情報や企業理念のページに経営者の理念を載せたとしても、その効果は薄いということです。では、どのようにして経営理念を伝えるのが効果的なのでしょうか?

私たちは、「経営理念をストーリーとしてユーザーに届けること」が最適だと考えています。それも、「経営者のストーリーを載せる」のではなく「経営者のストーリーをユーザーに届ける」です。ただの自分語りや会社の歴史ではなく、ストーリーとしてユーザーに届けることが大事なのです。

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ユーザーに伝えたい経営理念を、あなたのストーリーとして文章にしてみましょう

「ユーザーにストーリーを届けるってどういうこと?」と疑問に思うかもしれませんが、これは何も難しいことではありません。ユーザーに想いが届くように、ユーザーの立場に立って文章を考えるだけです。

あなたが伝えたい理念を、実際に体験してきたストーリーを交えて、届けるユーザーのことを考えながら、あなた自身の言葉で文章にする。文学的に美しい表現や読みやすい文章である必要はありません。あなたのストーリーをあなたの言葉で文章にすることが大事なのです。

こうして書き上げられたストーリーを最後まで読んでくれたユーザーは、きっとあなたのWebサイトのファンになってくれるでしょう。サイトへのアクセスを増やすのではなく、サイトを訪れた人のうちファンになってくれる人の数を増やすという戦略です。

Webサイトへのアクセス数よりも、サイト内でのアクション数を増やす。問い合わせを獲得するメールフォームの秘訣は、ファンの数を増やした上でメールフォームにアクセスしてもらうようにすることなのです。

ライター:石川晃司
カテゴリ:ライティング
公開日:2018年01月15日

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