ホームページのリニューアルが必要となるタイミングとは

井荻の街のWeb屋さんコラム

ホームページのリニューアルが必要となるタイミングとは
2018-01-30 | ホームページ制作 | ホームページのリニューアルが必要となるタイミングとは
ホームページ管理人のみなさま、ページのリニューアルをしたことはありますか?どんなに丹精込めて作ったホームページでも、出来上がったものをただ公開したままではいけません。ホームページとは明確に「賞味期限」があるものであり、定期的なリニューアルが必要不可欠だからです。

ホームページはどのタイミングでリニューアルすべきなのか

あなたが今このページをご覧になっているということは、ホームページのリニューアルに関心があるということですね!(もし違っていたらゴメンなさい。でも、最後まで読んでくれたら嬉しいです!)

デザインが古くなったのでページを刷新したい、新しい事業をはじめたのでページ構成を見直したい、ホームページからの問い合わせが減っているので対策を講じたい・・・ホームページを運営していると、何かとリニューアルが必要となる課題に直面するものです。

しかし、ホームページのリニューアルは企業やお店にとっての一大イベント。そうそう何度も気軽にリニューアルできるものではありません。それではいったい、どのようなタイミングでホームページをリニューアルすべきなのでしょうか。

まず気にかけるべきポイントは、あなたのページを表示させるインターネット環境の変化です。ホームページを開設した時と現在を比較すると、ホームページを閲覧するためのネット環境は変化しているはずです。

利用者のパソコン性能が向上したり、スマートフォンやタブレット端末が普及したり、ブラウザソフトのシェアがInternet ExploreからGoogle Chromeに移っていたり。こうしたネット環境の変化は、ホームページに「賞味期限」をもたらします。この賞味期限を乗り越えるためのメンテナンスが、ホームページのリニューアルなのです。

ネット環境の変化とホームページのリニューアル

ホームページのリニューアルに影響を及ぼすネット環境の変化のうち、最も影響力の大きいものは「表示デバイスの画面サイズ」です。パソコンやスマートフォンの画面サイズは時代が進むにつれてより大きく・高解像度に進化しているので、端末の進化に合わせてページのリニューアルが必要になるということです。

たとえ理想的な内容のホームページを作ることができたとしても、ページを表示させるパソコンが進化すると「古い時代のパソコン向けのページ」になってしまいます。俳優の 阿部寛のホームページ はその典型例です。

インターネット黎明期においては理想的な内容のページですが、今の時代からすると生きた化石のようなデザインです。(現在では一周まわって新鮮なページデザインだと高い評価を受けています。決して阿部寛のホームページをけなしているわけではありませんので・・・)

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阿部寛のホームページ | http://abehiroshi.la.coocan.jp

インターネット黎明期の1990年代後半、パソコンの横幅画面解像度は640ピクセルが主流でした。それが2000年代後半には1280ピクセル、2010年代には1920ピクセルへと進化を遂げています。スマートフォンの横幅もiPhone3Gが登場した頃には320ピクセルだったものが、4Kディスプレイの登場で640ピクセルになり、iPhone6のリリース以降は750ピクセルが国内シェア1位となっています。

2000年以降のザックリとした区分でも「横幅1280ピクセル越えのPCが主流になった2000年代後半」「iPhone3Gが登場しスマホが普及した2010年」「スマホの性能が進化し高解像度・大画面化が進んだ2015年」の3回はホームページのリニューアルが必要だったと言えるでしょう。パソコン・スマートフォン進化に合わせて、およそ5年に一度のペースでホームページのリニューアルが求められていたということです。

しかし、ホームページのリニューアルが必要になるネット環境の変化は、デバイスの進化だけではありません。2015年5月、インターネットの歴史が始まって以来最大級の「事件」が起こりました。その結果、既存のWebサイトの大多数がリニューアルを余儀なくされたのです。その事件とは、Googleが実施した検索エンジンのアップデート「モバイルフレンドリーアップデート」です。

インターネット界の覇者Googleの理念

モバイルフレンドリーアップデートとは、端的に言うと「スマホ対応していないWebサイトは、Web検索での表示順位が下がるようになる」というアップデートです。viewportの設定・フォントのサイズ・タップできる要素間の距離などの判定項目を基準に、GoogleがWebサイトのスマホ対応度を評価するようになったのです。

このアップデートの結果、スマホ対応していないWebサイトやGoogleの基準に満たないスマホサイトを使用しているWebサイトは「Webサイトをリニューアルするか、何もせずにWeb検索の順位を落とすか」の選択を迫られることになったのです。

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モバイルフレンドリーアップデートによって、スマホ対応が新たなスタンダードになりました

2018年現在、Googleの検索エンジンはWeb検索結果の全てを握っているといっても過言ではありません。(Yahoo! JAPANのWeb検索もGoogleの検索エンジンを流用しています)そのGoogleのポリシーに反しているWebサイトは、Web検索の世界から駆逐されていくことになるのです。

最近では2017年2月に日本語検索のアルゴリズムがアップデートされ、まとめサイト・キュレーションサイトの記事が上位表示されにくくなりました。これは2016年11月に炎上を起こしたDeNAのWELQ問題が発端となっています。

日本語検索の品質向上にむけて

出典 Googleウェブマスター向け公式ブログ

DeNA「WELQ(ウェルク)」休止…まとめサイトの問題点と背景は

出典 YOMIURI ONLINE

スマホ対応を推奨したりキュレーションサイトの不正確な記事を除外したりと、Googleのアップデートは確実にユーザー体験の向上につながっています。ただし、Googleの方向性や理念を理解していないと、思わぬところで検索エンジンのアップデートに引っかかる可能性があるので注意が必要です。

2017年12月にはさらに日本語検索のアルゴリズムがアップデートされ、医療・健康に関する記事は専門家や医療従事者からの情報提供を受けていないものの表示順位が下げられるようになりました。この結果、専門用語だらけで読み解くのが難解な医療記事が表示順位を上げ、専門用語を一般向けに分かりやすく置き換えて解説しているサイトは順位を下げることになったのです。このような検索エンジンのアップデートによるあおりを受けないようにするためには、Googleがどのような方向を目指して動いているのかを知っておく必要があります。

医療や健康に関連する検索結果の改善について

出典 Googleウェブマスター向け公式ブログ

Google検索から不正確な医療情報が消える 「前代未聞の規模」

出典 BuzzFeed NEWS

ただし、現時点ではGoogleがWeb検索の全てを握っていますが、この状態がいつまで続くかは不透明です。1998年にGoogleが創業してから、わずか20年。今後MicrosoftやAppleといった老舗テクノロジー企業やfacebookのような新興勢力に、インターネット界の覇者の座を奪われてもおかしくはありません。

そして新たな覇者が生まれるときに、また新しい基準に合わせてホームページのリニューアルが必要になってくるのです。(あるいはインターネットやホームページに代わる、新たな情報通信技術が生み出されるのかもしれません・・・)

ホームページを作った頃の初心に戻って

ずいぶん話が壮大になってしまいましたが(汗)、現在ホームページを管理されているみなさまは、ぜひ一度ホームページを作った頃の初心を思い出してみてください。いったい何のために、丹精込めてホームページを開設したのでしょうか?

もし現在のページが開設当初の目的と違う方向に向かっているようでしたら、リニューアルが必要です。現在の目的に適したページにリニューアルし、新しい目標に向かってページを運営していきましょう。

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インターネットを取り巻く環境は、テクノロジーの進化と共に日々変動しています

ホームページ開設時の目的からブレずに現在までページを運営できているのであれば、そのページはあなたにとって大きな財産になっています。その財産が、パソコンやスマートフォンの進化によって十分に価値を発揮できなくなっていないか、Googleの方針に反していないかをチェックしてみましょう。

ホームページをリニューアルする目的は、あなたの財産であるホームページが価値を最大限に発揮できるようにメンテナンスを施すこと。まずは初心に戻って目的を再確認です。その上でインターネットを取り巻く環境の進化を考慮し、ホームページをリニューアルすべきが検討してみるといいでしょう。

※今回紹介した情報及びWebサイトのスクリーンショットは、2018年1月時点のものです。

ライター:石川晃司
カテゴリ:ホームページ制作
公開日:2018年01月30日

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