Web制作会社が実践するスマホで綺麗な写真を撮るテクニック

井荻の街のWeb屋さんコラム

Web制作会社が実践するスマホで綺麗な写真を撮るテクニック
2018-02-25 | 写真・デザインとSNS | Web制作会社が実践するスマホで綺麗な写真を撮るテクニック
スマホとデジタル一眼レフ、どちらが綺麗な写真を撮影できるでしょうか?もちろん単純な比較では写真に特化した一眼レフに軍配があがるのですが、状況次第ではスマホも一眼レフに負けないような写真を撮影できます。少し意識するだけで綺麗な写真が撮影できる「スマホ写真のコツ」とは、どのようなものなのでしょうか。

スマで綺麗な写真を撮影するための考え方

スマホで見栄えのいい写真を撮る上で重要なことは、「見栄えが悪くなる要素を省いていく」ということです。スマホのカメラ機能はデジタル一眼レフにも負けないほど高性能ですが、その性能をフルに発揮させるためには状況に応じた複雑な設定が必要になってきます。

しかし露出やHDRなどの細かい設定は、カメラのライトユーザーにとっては高いハードルです。なにより、手軽に撮影できるというスマホの長所と相反する方向に力を注ぐことになってしまいかねません。

そうした難しい設定に悩まされることなく綺麗な写真を撮るためには、「どうすれば写真の見栄えが悪くなるのか」を理解することが大切です。スマホ写真にとってマイナスになる要因を理解し、それを避けて写真を撮影するということです。

まずは「手ブレ」と「ピンボケ」をなくそう

スマホに限らず写真全般におけるNGの代表格、手ブレとピンボケ。もちろんスマホのカメラでも頻発するものなので、メーカー各社は手ブレ補正やオートフォーカスといった機能の進化に注力しています。

しかしいくらカメラ本体の機能が進化しても、撮影する人が「手ブレしないように撮影しよう、きちんとピントを合わせてからシャッターを切ろう」と意識しないと、手ブレやピンボケは発生してしまいます。逆に言うならば、適切な撮影方法を知ってさえいれば手ブレとピンボケは防げるということです。

スマホで手ブレを防ぐ方法は、両手でしっかりスマホを支えて撮影すること。ピンボケを防ぐ方法は、撮影前に被写体をタップしてピントを合わせてからシャッターを切ることです。

たったこれだけで、手ブレとピンボケという致命的なミスを防ぐことができるのです。片手でスマホを構えて、オートフォーカスに任せてシャッターを押しているようではダメなのですよ!

スマホカメラが苦手な状況を避ける

次に意識するべきポイントは、スマホカメラが実力を発揮できない状況を知ることです。スマホカメラが苦手な状況は、ズームと暗所です。これは現在のスマホカメラの構造上、決定的にデジタル一眼レフに劣っているところです。

ズームについては被写体に近づいて撮影することでなんとか対処可能ですが、残念ながら暗所については手軽にできる対処法がありません。夜景や暗い室内といった暗所での撮影はデジタル一眼レフに頼るしかないでしょう。

スマホで綺麗な写真を撮るためには、苦手な状況を避けることも必要になってくるのです。

写真の向きは縦ではなく横で撮影しよう

写真は縦向き(縦長の長方形)よりも横向き(横長の長方形)の方が見やすいものです。何気なくスマホで写真を撮ると縦向きのままで撮影してしまいがちですが、どんな被写体を撮るときでも横向きで撮影することをおススメします。

特に、縦方向へのスクロールが発生するPCやスマホのディスプレイと縦長写真の相性は最悪です。実際にSNSやブログにアップロードされている写真を見比べてみると、縦向きの写真がいかに見にくいものなのかが分かるでしょう。(Instagramは自動的に正方形にトリミングされてしまいますが・・・)

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たとえ被写体が縦長だったとしても、PCやスマートフォン上で再生される写真は横長の方が見やすいものなのです

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このように縦長と横長の写真を並べてみると、縦スクロールと縦向き写真の相性の悪さが分かると思います

また、結婚式などでよく見かけるスライドショー形式の動画でも、縦向きで撮影したものは致命的です。寄せ書きのように友人たちからのメッセージが次々に映し出される中で、突如現れる縦向きの動画(+左右に謎の黒い余白)に違和感を覚える方も多いことでしょう。

たとえ被写体が縦長のものであったとしても、第三者に見せるために撮影するものは横向きがベターです。どうしても縦向きの写真が必要になったときは、横向きの写真から縦向き画像をトリミングすれば対処可能ですしね。

グリッド線を表示させて撮影する

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ほとんどのスマホにデフォルトで搭載されているグリッド線は、隠れた便利機能なのです

iPhone・Androidを問わず、ほとんどのスマホにはカメラにグリッド線を表示させる機能が搭載されています。このグリッド線を表示させた状態で被写体にレンズを向けることで、手軽に見栄えの良い構図で写真を撮影できるようになるのです。

これはグリッド線に被写体を合わせることで、写真が美しく見える「三分割法」の構図を取り入れることができるからです。ほとんどのスマホではグリッド線がデフォルトで非表示になっているので知らない人も多いかと思いますが、ぜひ一度試してみてほしい機能です。

目線の高さ・角度を変えて撮影する

写真を撮るときに、なんとなく目線の高さでスマホを構えて撮影していませんか?この状態で撮影した写真は、普段自分が見ている光景に近い構図になります。普段から見慣れている、凡庸で特別感のない構図です。これでは見る人の意識を引き込むことはできません。

そこで、ちょっとカメラを覗く目線を変えてみてください。あまり日常生活では体験しないような角度から被写体を撮ってみるのです。普段は立った状態で見ているものをしゃがんで撮影してみたり、思い切り被写体に近づいて撮ってみるといいでしょう。

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上の写真は立った状態で目線の高さから撮影したものですが・・・

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同じ場所からしゃがんで撮影するだけで、一気に写真の迫力がアップします

「カメラのレンズ越しじゃないと、こんな角度から物を見ることはない」という目線で撮影することが重要です。日常生活とは違った目線からレンズを向けるだけで、普段私たちが見ている世界とは違った特別感のある写真が仕上がるのです。

思いがけない角度からシャッターを切ってみて「この光景がこんな写真になるのか!」と自分でも驚く。手軽に写真撮影ができるスマホカメラならではの楽しみ方です。

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目線の高さから撮影した公園の菜の花も・・・

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被写体に近寄って撮影することで、とても同じ花を撮ったとは思えないほど印象が違う写真に仕上がります

画像編集(レタッチ)を活用して色彩を鮮やかに

これまでにいくつか写真撮影のテクニックを紹介してきましたが、どのテクニックよりも効果的なのが画像編集によるレタッチです。レタッチとは、撮影後の写真に対して画像の色や明るさを調整する加工作業のこと。これさえ覚えておけば、写真撮影で多少失敗しても十分にリカバリーが可能です。

世の中にはレタッチに使える様々な画像編集アプリが存在していますが、最初のうちは画像の彩度・明るさ・コントラストを調整できるものであればどれを使っても大差はありません。正直なところ、スマホにデフォルトで搭載されている画像編集機能でも十分なくらいです。

レタッチ作業の流れは、先ほど挙げた彩度・明るさ・コントラストを調整して、画像の色と明るさを見やすく編集していくだけです。細かい設定を覚える必要はありません。写真全体を明るくし、色がはっきり分かるように色彩を鮮やかにするだけです。これを不自然にならない範囲で行うだけで、写真は劇的に見栄えが良くなります。

慣れないうちは青空や夕焼けを背景にした写真を撮影し、できるだけ背景の空の色が鮮やかになるようにレタッチしてみてください。あっという間に写真が美しく編集されていく様子に驚くことでしょう。(私も初めて写真のレタッチを教わった時に、思わず歓声を上げてしまいました)

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咲き始めた川津桜を撮ってみたものの、雲が出ている冬空では光量が足りず暗い写真になってしまいました・・・

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そんな状況でもレタッチを使えば、春の陽気を感じさせるくらいの光量までリカバリー可能です

スマホ写真の撮り方を書いておきながら最後の題材が画像編集になってしまいましたが(笑)みなさんもスマホで写真を撮る際はぜひこれらのテクニックを駆使してみてください。いつもとは少し違った見栄えの写真が、きっとあなたを楽しませてくれることでしょう。

ライター:石川晃司
カテゴリ:写真・デザインとSNS
公開日:2018年02月25日

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