Web制作会社が考える Coubic と RESERVA の選び方

井荻の街のWeb屋さんコラム

Web制作会社が考える Coubic と RESERVA の選び方
2019-08-21 | ホームページ制作 | Web制作会社が考える Coubic と RESERVA の選び方
Web予約システムを提供しているCoubic(クービック)とRESERVA(リゼルバ)。自前で構築すると数百万円単位の費用が発生してしまうWeb予約システムを初期費用無料の月額製で利用できる、たいへん便利なサービスです。最近両社のサービスを使って予約システムを構築する機会がありましたので、両サービスのメリット・デメリットや選び方の基準をまとめてみました。

Web予約システムを導入するメリットは

Web予約システムを導入する一番のメリットは、当たり前ですがWeb上で予約手続きが完結することです。今の時代、電話での予約が商売は、それだけで相当数の見込み客を逃していると考えるべきです。

ユーザーがスマホで手軽にポチポチっと予約ができてしまうシステムを提供できること。これがWeb予約システム最大のメリットです。

また、メールが不要である点もWebステムの優れた点です。「第一希望から第三希望まで日程と時間を入力してください」というタイプの予約フォームに希望日程を入力したのに、「ご希望の日程は予約が埋まっていました。○○日の××時でしたら予約可能ですので、予約を希望される場合はご返信ください」といったメールが返ってきた・・・

こんな予約体制では、ユーザーに不要なストレスを与えるだけでしょう。

他にも人件費削減やダブルブッキングの防止、事前決済によるドタキャン対策に顧客情報の管理などWeb予約システムのメリットは多岐にわたりますが、最も重要なことは「ユ―ザーにとって楽に予約ができる」ということ。あくまでユーザー目線に立った考え方が重要です。

Web予約システム導入のコスト

Web予約システムを導入するためには、2つの手段が考えられます。自前でWeb予約システムを構築するか、外部のWeb予約システムを導入するかです。

自前でWeb予約システムを構築する場合、その開発を外部のWeb制作会社に委託すると2019年時点で百万円単位の予算が必要になるでしょう。Web予約システムはユーザーの個人情報やクレジットカード情報を扱うので、セキュリティ対策の工程・費用が大きくなってしまうからです。

外部のWeb予約システムを導入する場合、月額20,000円もあれば十分商業利用に耐えられるものを利用可能です。もちろん無料で使用できるWeb予約システムも存在します。その筆頭が、今回紹介する Coubic RESERVA です。

Web予約システムを提供するサービスは数多く存在しますが、現状ではCoubicとRESERVAの二択だと感じています。少なくとも私が本格的にWeb制作業に取り組むようになった2016年以降は、両社の競争が激化して他社では到底追いつけないレベルのサービスになっている・・・という印象です。

それでは前置きはこのあたりにして、CoubicとRESERVAの選び方を見ていきましょう。

Coubicのメリットとデメリット

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予約システムCoubic(クービック) | https://coubic.com

CoubicとRESERVAを比較したとき、Coubicのメリットとして真っ先に挙げられるのは「無料お試し期間」の存在です。

本コラム執筆時の2019年現在、Coubicは月額19,980円のプランを14日間無料で試用することが可能になっています。ちなみに、RESERVAには2019年時点で無料お試し期間に相当するサービスが備わっていません。

期間限定とはいえ、有料プランを無料でお試しできることが非常に重要なのです。

構築したいWeb予約システムに対し、どこまで無料プラン内で実現可能なのか。有料プランに加入すると、どのようなサービスを受けられるのか。こうした情報を無料で得られることが、Coubic最大のメリットです。

Coubicのデメリットとしては、無料プランで表示される広告が挙げられます。無料Webサービスの広告表示はある程度仕方のないことかもしれませんが、Coubicの広告表示はちょっと目に余ります。とても商用サイトで使用できるものではありません。

RESERVAの無料プランでも広告は表示されるのですが、商用サイトでも問題ないレベルの控えめな広告表示になっています。

RESERVAのメリットとデメリット

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予約システム RESERVA Reservation | https://reserva.be

RESERVAが圧倒的にCoubicより勝っている点は、予約情報・顧客情報の取り扱いやすさ。RESERVAでは無料プランから予約情報のCSV出力が可能で、月額10,000円のプランでは顧客情報のCSV出力ができるようになっているのです。

ちなみに、Coubicは予約情報のCSV出力が月額19,980円のプランからで、顧客情報のCSV出力には対応していません。(2019年時点)

CSVで出力したデータをもとに顧客情報を分析し、ターゲットを絞ってDMやサービスの告知を行う。こうしたマーケティングが求められる業種には、CoubicよりRESERVAの方がマッチしているといえるでしょう。

RESERVAのデメリットとしては、とにかく予約サイトのページデザインが固いです。

Coubicが白を基調としたシンプルなデザインであるのに対し、RESERVAはなぜか黄緑とオレンジを基調とした大味なデザインとなっています。Coubicの予約サイトはどんな業種にもマッチするシンプルさが備わっていますが、RESERVAの予約サイトは業種を選ぶデザインだと言わざるをえません・・・

CoubicとRESERVAの選び方

以上のメリットとデメリットを考慮して、CoubicとRESERVAの選び方をまとめると以下のようになります。

1. 無料プランでの運用ならRESERVA
無料プラン内のサービスで予約サイトを運営するなら、RESERVA一択です。

2. 顧客情報の分析が必要ならRESERVA
顧客情報を分析して告知・広告を打つ業種ならRESERVAを選ぶべき。リピーターの割合が高い業種や、定期的に購入のタイミングが訪れる商材を扱う業種が適しています。

3. ブランドイメージが重要ならCoubic
自社のブランドイメージが重要になる業種は、白を基調としたCoubicの予約サイトを活用するのがベターです。

4. まずはCoubicの無料お試し期間から使ってみる
予約サイトを構築していくための設定は、予想以上に複雑です。契約するプランによって設定できること・できないことが異なるので、はじめてWeb予約システムを構築していく際は有料プランで扱う範囲まで設定できるCoubicの無料お試し期間から使ってみるのがおススメです。

5. 予約システムそのものに大きな差はない
CoubicとRESERVAの予約システムは、どちらも非常に優れています。予約システムを導入するだけならCoubicとRESERVAどちらを選んでも問題ありませんので、予約システムの外側に求めるもので選ぶのがよいでしょう。

サービス内容は変わるものだと考えよう

最後に、CoubicとRESERVAを利用するうえで重要なことをお伝えします。それは、両社のサービス・料金は変動するものだということです。

CoubicとRESERVAは企業努力と健全なライバル関係によって、他社が一朝一夕では追いつけないレベルにまでサービス内容を高めてきました。今後もそのサービスは進化していくでしょうし、それによって料金体系も変動していくことでしょう。

あるいは、ある日突然Googleのような巨大企業がWeb予約サービスに参入してくるかもしれません。Web予約システムのような外部サービスを利用する際には、サービスが永続的に続くものではないというリスクを考慮しつつ、そのサービスによるメリットを享受することが大切です。

※本コラムの情報は、コラム執筆時の2019年8月時点の情報をもとにしています

ライター:石川晃司
カテゴリ:ホームページ制作
公開日:2019年08月21日

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